













スウェーデン南部のガラスメーカー、Bergdala(ベルグダーラ)社による「Northern Lights(Revontulet)」のガラスボウル。
もともとはTauno Wirkkala(タウノ・ヴィルッカラ)によって1972年頃にデザインされ、フィンランドのHumppila(フンッピラ)社によって製造されていたのですが、後に、スウェーデンのBergdala(ベルグダーラ)社やHöganäs(ホガナス)社、Kullaglas(クッラグラス)社など、他のガラス工場でも同じデザインが生産されたようです。
「Northern Lights」とは「北の光」、通常はオーロラのことを指します。また「Revontulet(レヴォントゥレット)」はフィンランド語で、直訳すると「狐の火」という意味なのですが、こちらもオーロラのこと。伝説によれば、北極圏の狐が雪原を駆け回った際、その尻尾が雪を払い、空に火花を散らした結果、オーロラが生まれると信じられていたそうです。
オーロラの輝きをイメージしたこのガラスボウルは、氷柱のような質感が特徴的。遠心鋳型(えんしんちゅうぞう)を使用して成形され、外側はざらつきと凹凸のある仕上げですが、内側は滑らかで高い光沢を持つコントラストが印象的。底面にはリードマット(葦の敷物)や泳ぐ魚の群れを思わせる繊細な模様が施されています(しかも手作業で!)
Bergdala社は1889年にスウェーデン南部で創業。トロールのガラスオブジェや青縁のクリアガラス、鮮やかな色彩のアートガラスで広く知られています。
直径:約27cm
高さ:約13.5cm
製造国:Sweden
製造年代:1970年代頃
コンディション注:表面にうっすらと茶色い点が数点あります(5〜6枚目参照)。
経年に伴うペイントロス・貫入や内部のくすみ汚れなどもございます。
また、ご使用のパソコンやスマートフォンの環境によって、見え方と色合いが実際とは異なる場合がざいます。あらかじめご了承ください。
上記内容を御理解頂きました上でのご購入をお願いします。